写真整理で蘇るディズニー年パス時代の記憶

少しずつ進めている、写真整理。

Lightroomで年単位の写真を一気に取り込もうとすると処理が重くなって途中で止まってしまうから、撮影日単位で区切って地道に取り込んでいる。
時間はかかるけど、コツコツと進めるしかない。

取り込み作業の合間には、少しゲームで気分転換。
写真が取り込まれるのを待つ間の時間つぶしとしてはちょうどいい。
整理はのんびり進むけど、その分丁寧に向き合えている気がする。

懐かしのディズニー年パス時代

整理している写真のほとんどは、年パスを持ってディズニーに通っていた時代のもの。

特にショーとパレードの写真が圧倒的に多い。
改めて見ると、本当にパレード好きだったんだなと思う。

年パスがあった頃は、ディズニーの楽しみ方も独特だった。「アトラクションに乗る」という王道の楽しみ方より、

  • 「お酒を飲みにパレードを見に行くだけ」
  • 「ご飯を食べに行くだけ」
  • 「散歩するだけ」

という、ゆるい楽しみ方が好きだった。

平日の夕方に仕事帰りに寄って、お気に入りの場所でお酒を飲みながらパレードを見る。
そんな贅沢な時間が日常にあった。
普通の観光客ならアトラクションに乗り続けるだろうけど、年パスホルダーはパークの中で「過ごす」感覚が強かった。

夕暮れ時のパークって、何とも言えない雰囲気がある。
太陽が沈み始め、パークの照明が徐々に輝き始める瞬間。
日中とはまた違った表情を見せるパークが好き。

混雑も少し落ち着いて、ゆったりと歩ける時間帯。写真を見ていると、夕暮れのパレードや、季節限定のショー、夜のイルミネーションなど、その瞬間だけの光景がたくさん出てくる。

  • 「あのショー、本当に良かったな」
  • 「このパレード、もう見られないんだよな」
  • 「この場所でいつも待ってたっけ」

と、少し切なくなることも。

季節ごとのイベントの記録も貴重。

春のイースター、夏の水かけショー、ハロウィン、クリスマス…同じパレードルートでも、季節によって全く違う表情を見せるディズニー。
年パスがあったからこそ、すべての季節を楽しむことができた。

今はもう年パスがないけれど、あの時代に撮りためた写真は本当に宝物だなと実感する。
当時は「また明日も、来週も見られるから」と気軽に思っていたけど、今となっては二度と戻らない貴重な思い出。

写真整理で心も整理

僕の整理方法は徹底した一元化。

とにかくすべての写真をLightroomに集約して、クラウドや外部ストレージの写真を整理後に削除している。
散らばっていたデータを一箇所に集めることで、管理が格段に楽になる。

計画としては、すべての写真を集約できたら年ごとにカタログを切り出す予定。
こうすることで検索性も上がるし、バックアップも取りやすくなる。
膨大な量だから時間はかかるけど、整理された状態を想像すると頑張れる。
デジタル整理の効果は意外と大きい。
これまで散らかっていた写真をきれいに整理することで、気持ちもすっきりしている。

デジタルデータは目に見えないから溜まっていても気にならないことが多いけど、整理すると意外なほど心の負担が減る。
写真整理の副産物として、以下のような発見や効果がある。

  • 思い出の再発見 – 忘れていた出来事や場所を思い出せる
  • 心の整理 – 過去の自分と向き合うことで、気持ちの整理にもなる
  • 空間の確保 – 物理的なストレージの空き容量が増える
  • 安心感 – 大切な思い出が整理されて安全に保管される

Lightroomでの整理作業は、単調ではあるけれど不思議と心地よい。

写真を一枚一枚見ながら、「これは残そう」「これは削除しよう」と判断していく過程で、自分の価値観も見えてくる。

何を大切にしたいのか、何を記録として残したいのか。
写真整理という地味な作業だけど、一枚一枚と向き合うことで、忘れていた思い出や感情が蘇ってくる。

特にあの頃の「何気ない日常の贅沢」を思い出すと、また違った形でディズニーを楽しむ日が来るかもしれないなと思う。

コロナ禍を経て、人混みの中でパレードを見る価値観も少し変わった。
でも、写真を整理していると、あの頃の単純な喜びや、パークの中でただ時間を過ごす贅沢さを思い出す。

いつかまた、新しい楽しみ方を見つける日が来るかもしれない。まだまだ道半ばの整理作業だけど、少しずつ進めていこう。

そして整理が終わったら、埋もれていた素敵なパレードやショーの写真たちを、また改めて楽しむ時間も作りたい。
昨日より今日、今日より明日、少しずつでも前に進むことが大事なんだと思う。

coppi
coppi

最近の投稿

前の記事
次の記事

関連記事